トンネル吹付|株式会社エムシーエム

M-PAC

小断面用急速吹付けシステム

About M-PAC(小型急速吹付システム)とは?

低粉塵・低リバウンドの吹付けが、コンパクトなシステムで実現します

M-PAC小断面用急速吹付けシステムにより、低粉塵・低リバウンドの吹付けが、コンパクトなシステムで実現します。

  • 小断面トンネルの吹付け
  • 未固結地山の一次吹付け補強
  • 既設トンネルの補修・拡幅工事
  • シールド機の鏡面の吹付け補強
  • 深礎杭の壁面の吹付け
  • TBM掘削後方吹付け

Specification M-PACの仕様

※は、お客様にて手配をお願いします
名称 仕様 使用電力 備考
1 M-PAC H1,600×W1,400×L2,500mm 650kg
G4モルタルミキシングポンプ 吐出量 2.2m³/hr (MAX) 6.0kw
急結剤供給ポンプ 吐出量 1.5kg/min(MAX) 0.2kw
ブースタ水ポンプ 吐出量 30L/min(MAX) 0.55kw
M-PAC制御盤 インバーター仕様
2 モルタル圧送ホース 1インチ×20m 耐圧3MPa
3 急結剤・エアホース 6/8インチ×20m 耐圧5MPa
4 特殊吹付ノズル
電源 200・220V | 50・60Hz 15KVA 商業電力or発電機
エアコンプレッサー 吐出圧・量0.6MPa,1.5m³/min以上
供給水 水圧・量0.6MPa,20L/min以上 水道or同等の清浄水
架装台車 2t~4tトラック等

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Appearance M-PACの外観

Photograph 作業写真資料

トンネル拡幅部

TBM吹付け

吹付け作業中

導水路吹付け

吹付け状況

吹付け作業中

トンネル補修

Features M-PACの特徴

コンパクト

M-PACのみで施工できるため、混練り設備やミキサ車等の輸送設備が不要になり、設備がコンパクトとなる。

簡単操作

スイッチひとつで自動吹付けシステムのため、操作・清掃が簡便である。

低粉塵

液体急結材デンカサブショットKを使用するため、粉塵の発生が少なく、混合性も良好で高い急結性が得られる。

低リバウンド

低リバウンドでロスが少なく付着力が良く、湧水部においても吹付け施工が可能である。

高強度

ファイバーが混入されているため、曲げ強度が高く、脆性の改善と靭性の向上が図れる。

プレミックス

ドライモルタルのため必要時に必要量を施工することができ、現場の作業状況に自由に対応できる。

Properties デンカPFモルタルの性状

標準の配合列

水/モルタル比 主材(kg/m³) 急結剤(kg/m³)
デンカPFモルタルTYPE-K サブショットK
20% 1770 354 88.5(PF✕5%)

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プルアウト強度測定例(N/mm2)

試験温度(℃) 1時間 3時間 24時間
サブショットK10 2.5 4.2 9.2
サブショットK20 3.8 5.2 15.8
 [試験条件]

1.配合比=水/デンカPFモルタルTYPE-K=20%

2.急結剤添加率=5%(×デンカPFモルタルTYPE-K)

3.試験方法:吹付試験結果、JSCE G-561-1999に準拠して測定

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Case M-PAC施工例

   

M-PACとFPモルタルによる施工例(1/6)

01.施工現場

  • 現場
    県道(道路トンネル)
  • 施工期間
    3日(吹付施工のみ)、施工面積:200m²、施工厚:4cm
  • 現場条件
    道路トンネル(素堀り)において、モルタルの剥離・崩落が発生、緊急に補修吹付けを実施。

02.施工状況

03.施工結果

従来の法面吹付けに比べ段取りが簡便な為、工事依頼から約1週間で施工完了し、道路開放期日を予定より短縮した。

ここまで
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M-PACとFPモルタルによる施工例(2/6)

01.施工現場

  • 現場
    鉄道トンネル
  • 施工期間
    1ケ月、施工面積:50m²、施工厚:3~5cm
  • 現場条件
    鉄道トンネルの、巻立コンクリート劣化部分をはつり、断面復旧に付けを実施。最終仕上げは、アラミド繊維にて覆工。

02.施工状況

03.施工結果

活線工事の為、夜間約3~4時間程度で全ての作業を行う必要があり、自動吹付けによる作業の簡便さと低粉塵・低リバウンドの高機能吹付けモルタルが、評価された。

ここまで
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M-PACとFPモルタルによる施工例(3/6)

01.施工現場

  • 現場
    小断面トンネル(L=40m区間)
  • 施工期間
    1ケ月、施工面積:300m2、施工厚:10~14cm
  • 現場条件
    小断面トンネルにおける、粉じん・リバウンド対策及び夜間の資材搬入・騒音に制限があり、大型機械の施工ができない為、NATM用吹付コンクリート代替として使用。

02.施工状況

03.施工結果

昼夜施工において、資材の搬入やプラント用地に制限があり、プレミックスモルタルと小型のシステムで施工できる本システムが採用された。低粉塵の為、換気システムも簡便にすることが可能です。

ここまで
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M-PACとFPモルタルによる施工例(4/6)

01.施工現場

  • 現場
    小断面トンネル(L=3000mの700m区間)
  • 施工期間
    1ケ月、施工面積:約2000m2、施工厚:3cm
  • 現場条件
    小断面トンネルにおける、補修工事を従来のコテ塗りから吹付モルタルに変更し、急速施工による工期短縮の目的で、低粉じん・低リバウンドのPFモルタルを使用。

02.施工状況

ここまで
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M-PACとFPモルタルによる施工例(5/6)

01.施工現場

  • 現場
    立坑拡幅・・・φ2400→φ6100
  • 施工期間
    4ヶ月/約1000/施工厚5cm
  • 現場条件
    パイロット抗が小断面の為、機器設置のスペースが無く機械の小型化。
    大型機械の施工ができない為、NATM用吹付コンクリート代替として使用。

02.施工状況

ここまで
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M-PACとFPモルタルによる施工例(6/6)

01.施工現場

  • 現場
    導水路
  • 施工期間
    4ヶ月
  • 現場条件
    小断面トンネル(導水路)の為、大型機械が入らない。
    コンプレッサーを搬入出来ない為、消費エアー量が少ない事。

02.施工状況

03.施工結果

機械設置場所の制限があり、本システムの採用となった。
漏水箇所への施工も可能であり、簡単な漏水処理で施工が出来た。

ここまで
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Drawing 本機図面資料

G4図面(図面をクリックするとPDFが表示されます)

M-PAC図面(図面をクリックするとPDFが表示されます)

Mini-PAC レイアウト図面(図面をクリックするとPDFが表示されます)

4tトラックG4図面(図面をクリックするとPDFが表示されます)

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